妖怪ウォッチの前売り券購入特典のアレ

妖怪ウォッチというアニメの劇場版が公開予定だそうで

 

僕は観たことがないんですが、ざっと下調べをした感じとても可愛らしい絵柄でこれは人気出るなあと思いました。

 

僕はアニメについて詳しくありませんが、最近は子ども向けアニメに大きいおともだちが群がる傾向にあったように思うので、こういった人外(?)のキャラクターが満載のアニメに人気が出るのはなんというか…ホワイトな感じがして良いですね。

 

しかし、人気があるということで今回特典付き映画前売り券の転売問題を招いてしまいましたね…

 

どうすればよかったのかを考えていきたいと思います。

 

妖怪ウォッチはアニメ、ゲームの人気に伴って、これまでも関連商品が大変な人気だったようで…

また、当然のように主題歌の方もかなりの人気なようです…

そういえば、過去に音楽番組で見かけたことがあるような気がします。

調べたところによると、この前売り券に付けられている特典は玩具のメダルとカードで、いずれも前売り限定特典のようです。

メダル、カード、共に収集要素のある玩具ですが…僕は特にカードの方に子供たちの関心が集まっていると考えます。

 

というのもこのカード、ゲームセンターのいわゆるアーケードゲームで使うことができるものだそうで… 

過去にも、ム○キング等々この形式で人気を博してきました。

カードゲームをやったことのある方なら経験があると思うのですが、トレーディングカードゲーム(TCG)では限定のカードが雑誌の付録やイベント会場で配布されることが往々にしてあります。

このカードがやたら強かったり、持っていないとどうしようもない状況になることがあります(一時的なものが多いですが)。

そうすると、やはり需要が出てくるわけで、カードショップでは弩えらい価格がついたりするわけですね。

表面上は見えにくいですが、これも「転売」のようなものです。僕はTCGの経験も浅いので詳しいことはわかりませんが、力を入れている方はある程度そのような状況を予想してトレードなどで予めそのカードを集める といったことがTCGの世界ではなされるようです。

 

このようなことでライトユーザーが置いていかれてしまうわけです。

 

今回の妖怪ウォッチの限定特典でも、似たようなことが起きているような印象を受けました。そのうえ、このカードゲームは今年の一月から稼働し始めたばかりのゲームということでユーザーの内訳が「ヘビーユーザーごく少数+その他ライトユーザー」のようになってしまっていることが考えられます。

そのほとんどがライトユーザーであるということです。そのうえユーザーの年齢層も考えると、親がこの問題に巻き込まれるのは明らかですね。

…親御さんにとって巻き込まれるというのはあまり良い表現ではないかもしれませんが、まあ要するに子どもの望みを叶えてあげたくなるりますよね、ということです。

 

しかし、子どもの望みを叶えてあげようにも売り切れでは成す術がありませんね…

どうすればよかったのでしょうか?

 

結論から言うと「特典を付けない」というのが一番の解決策だと思います。

元も子もありませんが、元を絶ってしまえば当然問題は起こりえませんからね…

しかし、過ぎてしまったことは仕様がない、

ここで「皆様の指摘を受け、特典は無しになりました」などと言われると楽しみにしていた子どもたち、その親たちが「これでよし」なんてなるはずがありませんね。

かと言って、「皆様の指摘を受け、前売り券を買っていただいた方全員に特典をお渡しします」なんてことになると今度は必死の思いで並んで前売り券を買った人たちが黙っていません。私たちの苦労はなんだったんだ、と。

板挟み状態です。問題は簡単ではありません。

 

 

今後どのような措置が取られるのか分かりませんが、あくまでも「特典」、「+α」であるということを忘れてはならないと思います。

「善意」です。「転売商法だ」などと脊髄反射をしている人はよく考えてください。販売元が儲かるのではなく、転売した人が儲かるだけです。(それもどうかとは思いますが) 

商法の指摘は特典を付けてくださったところではなく、転売しやがっているところへ。

販売元へ指摘するとしたら「特典なんて付けやがって」だと思います。

自ら特典は善意だと言っておいてこの言いようだから我ながらタチが悪いですね…

 

兎にも角にも、いくら子供が可愛くても親御さんは怒りの矛先は考えたほうが良いと思います。

我が子の望みが叶えば良い、我が子が周りの友達に取り残されなければ良いという頭で販売元に「特典の数が少ない」と指摘するのは明らかに筋違いです。

仮に特典付きの前売り券を手に入れていればそのような指摘をするはずがないですからね。結局は自分(の子ども)が良ければそれでいいというふうに見えてしまいます。

 

僕は平常心でこの問題を見届けることができますが…

親御さんは大変ですね。

 

結論:親は大変

 

追記

どうやらカードだけでなく、コインもゲームに使用するものらしいです

より親が大変ですね…

 

葉山 (@dekai_towel) | Twitter