【サザエさん】6/14放送分の感想(ネタバレ含む)
一話目 父さんの動物園
子どもたちを動物園に連れてきた波平。
なぜか飼育員の人と親しげな様子。カツオに顔見知りなのかとかと聞かれると、ただ挨拶しただけだ とごまかす。タラオにゾウを見に行こうと提案する波平だったが、またもやカツオになぜ場所を知っているのかとつっこまれ、入口の案内図を覚えていたんだ と苦し紛れの言い訳。どうやら動物園に頻繁に通っているようだ。
波平に反応するゾウを見て「知ってるの?」と訊かれる波平。「わしにゾウの知り合いはおらん」と交際を否定する。カツオ「怪しいなぁ」
波平がタラオをトイレに連れて行っている間、動物園に精通している理由を考えるカツオ。
カツオ「お父さん、会社を辞めたんじゃないのかな…」ワカメになぜそうなるのかと言われ、ドラマで会社をクビになった会社員が家族に言い出せなくて毎日動物園で時間を潰すというのを見たことがある、とカツオ。
「お父さんには黙ってるんだぞ」
なにか好きなものを買ってやる、と太っ腹の波平。波平を普段以上に気遣い、遠慮するカツオとワカメ。
そんな事情はつゆ知らず、ライオンのぬいぐるみをねだるタラオ。買ってやろうとする波平。
カツオ「ダメだよお父さん、孫を甘やかせちゃ」と、磯野家の長男。先週名ばかりの貯金をやっていたという記憶は忘却の彼方。
代わりにクッキーをすすめるカツオ。サザエに独り占めされるぞ。
トイレに行くと装い、掃除係のおばちゃんに波平はいつも来ているのか と尋ねるカツオ。いつもひとりで、ベンチに座って弁当を食べているとのこと。oh…
帰宅後
相談するカツオに対して、そんなドラマみたいな話があるはずない、と笑い飛ばすマスオ。
話は聞かせてもらった、とサザエ登場。
スーツのポケットに動物園の入場券が入っていた理由が分かった、と嵌まるピース。
別の日
マスオ「お父さんの会社に電話をしたら、今日は休暇だって言うんだよ」
サザエ「休暇って…マスオさんと一緒に家を出たじゃないの」これはいよいよ…
マスオ「お母さんには言わないほうがいいと思うよ」
真相を確かめようと動物園へ向かうサザエ。鉢合わせたカツオもランドセルを置いてついていく。まさか動物園にヒトを見に行くことになろうとは…
ゾウのいるところへ行っても波平はおろか、ゾウすら見当たらない。
波平「お前たち、こんなところで何をしてるんだ」こっちのセリフだ、とサザエ。「磯野さんはお見舞いに来てくださったんですよ」と飼育員。ゾウは体調を崩して別の場所へいたようだ。
帰宅後、タネ明かし
学生の頃、修学旅行であのゾウに初めて会ったという。名前を「ナミコ」というらしく、それが印象に残っていたとのこと。帽子を取られたというエピソードを話す波平。
若き日の波平。まんまカツオ。
その後、サザエの子どもの頃に動物園を訪れた際に、波平のことを覚えていたようで、ナミコが反応を示したらしい。それから仕事の合間に動物園に顔を出すようになったとのこと。
サザエの髪型は先天的なものだったのか…
ワカメ「どうして内緒にしてたの?」
波平「いい歳をして動物園に通っているというのもなぁ」
フネ「動物園は子どもだけのものじゃありませんよ」
後日、全員で動物園を訪れる
タラオの帽子を取るナミコ。
~おわり~
感想:起承転結が完璧だな、と思った回でした。短い時間でよくここまで作れるな、と感心しちゃいました。しかし、会社をクビになって今まさにこういう状態の人はヒヤヒヤだったでしょうね…飲んでいたビールを吹き出してしまったのではないでしょうか。
二話目 今日は降る?
傘を持っていくのを強いるサザエ。
振り切ったと思ったマスオだったが、背中に引っ掛けられていた。マスオの背中の神経は死んでいる…
晴れ間が出てき始める。
悪いイメージ。
カツオ帰宅。
ワカメに降らなかった とブーブー言われ、カツオにも“置き忘れた傘を持って帰っている”という目で見られた、となじられるサザエ。
あと二人分(波平、マスオ)これがあるのか、と憂鬱だったが、
宅配に来た三河屋に雨が降り始めたことを聞き、喜ぶサザエ。
一方その頃マスオは、無理矢理持たされた傘が役に立つことになってしまい、参っていた。
しかし、傘を差す間もなくアナゴに雨宿り(という名目での飲酒)を提案される。
磯野家
走って帰ってきた波平。傘を使えばよかったのに、と言うフネに対し、使うほどの雨ではなかった、と波平。
居酒屋で愉快なマスオさんと陽気なアナゴさん。
雨はまだ降ってるのかい?と尋ねるマスオだったが、そもそも降っていないと返される。二人が遭遇したのは通り雨だったらしい。
まずいと思い、居酒屋を出ようと思ったが、マスオは傘を忘れて取りに戻った、僕のいる方はまだ豪雨だ、とそれぞれ家に連絡してもう少し居ようと提案するアナゴ。
傘を忘れたという連絡を受けるサザエ。
サザエ「雨が止まなければ置いてきてしまうこともなかったでしょうねぇ」
カツオ「雨のせいじゃなくて、マスオ兄さんのうっかりと傘を強引に持たせた姉さんのせいだよ」
などとやっていると、波平が電話を使わせてくれ とやって来る。
どうやら、電車の中に置いてきてしまった傘を今度取りに行くという連絡を遺失物センターにしている様子。傘は差さなかったんじゃなくて差せなかったようだ。
その頃悪知恵サラリーマンは
まだ降ってるんだったら駅まで迎えに行くと妻に言われてしまった、とアナゴ。結局、引き上げて帰ることに。
「駅まで迎えに来てなかったじゃないか」
「雨が降っていないのに迎えにいく必要なんてないじゃない」バレてた。
数日後
雨の中、万年筆のインクを買いに行くと言う波平。
傘を2本持ち、バス停にいる波平。これは…
「すいませんお父さん、随分待ったでしょう?」
「なぁに、たった今インクを買いに来たついでだ」
「変なところでお父さんは見栄を張るんだから」
~おわり~
感想:いや最後のシーン良すぎない???てっきり、サザエのお節介押しで来ると思って油断してた…一話目に引き続き、波平の株上げが甚だしいですね…普段頑固な分、こういうことをされるとギャップでグッときちゃいますね。
三話目 我が家の太陽
「ミス日本を選ぶんですってよ奥さん」
サザエ「ダメよ~ダメダメダメダメ~」あれ?これは…セーフ?
「どうして?」
「だって子どもがいたらいけないんでしょう?」問題はそこじゃない。そしてミスとミセスの区別があるっていう知識、使ったの中学以来だな…
花沢の父に呼び止められるサザエ。商店街のイベントで、イメージキャラクターを
やってもらえないかと言われる。
自慢気に話すサザエ。
「姉さんがイメージキャラクターだとお客さんが逃げちゃうんじゃない?」
「なんですって?」
見慣れた光景。
カツオ「怒ると顔にシワができるよ」すぐに追いかけるのをやめるイメージキャラクターの鑑、サザエ。
「僕は美意識の高い姉を持って幸せだよ」
明日から美容と健康のために朝のジョギングをすると宣言するサザエ。マスオも付き合うことに。
翌朝
玄関でサザエを待つマスオだったが、なかなか姿を見せない。
マスオ「ジョギングするのに化粧はいらないよ」
サザエ「途中で誰かに会ってわたしのイメージが崩れたら悪いでしょう?」抜擢された理由はそこじゃないと思う…
商店街へ買い物に出かけると、イメージキャラクターを引き受けてくれたことを理由に優遇を受けるサザエ。
フネ「ダイエットはどうしたんだい?」
サザエ「お財布の中身はダイエットできたわ」そういうのはカツオの役目だと思う。
下校
花沢から教えられ、商店街のイメージキャラクターは着ぐるみであると知るカツオ。新事実。「姉さんがイメージキャラクターなんておかしいと思ってたんだ」
花沢「着ぐるみって結構大変なのよ、磯野くんのお姉さんくらいの元気がなきゃ務まらないわ」そりゃそうだ、適任。
サザエがやるのは着ぐるみのキャラクターであると伝えるべきだ、ワカメ。「気が重いなぁ」とカツオ。
「家事も大変だろうし、僕が商店街へおつかいに行ってくるよ」商店街の人に着ぐるみではなくフグ田サザエそのものをイメージキャラクターにしてくれるよう頼みに行く算段。
花沢の父から事情を聞く二人。
問題の衣装。
マスオ「夫として僕が伝えます」
帰宅
波平「サザエはどうした?」
カツオ「商店街のために、って一時間も腹筋してるんだよ…」サザエの腹筋はバケモノ級だな…
サザエを褒めちぎり、着ぐるみであるという事実による落下ダメージを受け止める緩衝材を築くマスオ。
サザエ「ありがとう。立派なパンダになるわね」商店街の人に聞いたフネから聞かされたとのこと。
カツオ「どうして黙ってたのさ」
サザエ「着ぐるみだなんて言い出しづらくて」お互いに気を遣っていた模様。
マスオ「サザエならパンダのキャラクターを上手くやれると思うよ、サザエはいつも僕を笑顔にしてくれるからね」
サザエ「わたしが笑顔になれるのはマスオさんがいてくれるからよ」よそでやれ。
イベント当日
カツオ「あれじゃゴリラだよ」
大きなカボチャを見せるフネ。
「ミス日本よ」
フネ「呆れた子だよ」
~おわり~
感想:オチ急~~~ うまく繋ごうと思ったんですが、繋ぎようがなかったです…本当にイベント会場で「サザエは人を笑顔にするのが上手だ」みたいなやりとりがあったあと、すぐにこれなんです…むしろ、笑顔にする名人だ で終わって良くなかった?って感じでした。それにしても、サザエの腹筋を見てみたい…ピンとこない人は腹筋を30回やった時の時間を測ってみるといいと思います。サザエの超人具合がよくわかります。
来週もまた見ます。