【サザエさん】6/21放送分の感想(ネタバレ含む)
一話目 海平おじさん
(※頭頂部に一本あるのが波平、二本あるのが海平)
バスで九州から旅行に来ていた海平と間違えられる波平(海平は波平の双子の兄)。
連れて行かれる。
実は九州に双子の兄がいまして…と説明する波平だったが全く受け入れられず、あんたは団体行動ができない人やけんね、と監視下に置かれる。
学校にて
お父さんが来てるわよ、と花沢。そんなはずはないと窓から外を見ると
担任の先生と談笑中。
カツオ「花沢さん、僕はいないって言って」
花沢「学校で居留守使ってどうするのよ」いない方が問題だもんな…
帽子を取ると二本。海平だ。家に行ったら鍵がかかっていたから小学校まで訪ねてきたとのこと。遅刻してバスに乗れなかったことは旅行会社に電話で伝えたらしい。
事情がわかったガイドさん。
海平の荷物を持って帰らされることに。
いつもの+1
波平「兄さんのおかげでえらい目に遭いました」敬語なのか。
見張り係のおばさんに掴まれていた手首が痛む波平。力ありそうだったもんな…
サザエ「海平おじさんは団体行動に向いてないんじゃないの?」
どうやら、都合がつかなくなった奥さんの代わりに団体旅行に参加したらしい。が、団体旅行は断り磯野家で過ごす、と海平。そこで電話がかかってくる。
奥さんに会費がもったいないから、と説得され団体旅行に戻ることに。
カツオ「えっ、海平おじさん、僕との約束はどうなるの?」約束?と一同。
カツオ「ぜ、全然大した約束じゃないよ、ねえおじさん?」
海平「あ、ああ、カツオと遊ぶ約束をしたんだ」なんだかお互い白々しい。
フネ「カツオ、正直におっしゃい」
「言ってもいいけど、もう遅いから怒鳴ったりすると近所迷惑だから」と怒られる態勢に入るカツオ。
「実は先生が明日お父さんに会いたいって言うから…」カツオは先生にいわゆる「親の呼び出し」生活指導のようなものをされると思っている様子。そこで波平に替え玉を頼んだということらしい。
はい、バッカモーンです。
翌朝
昨夜の話をするカツオ。どうやら都合がつかなかった波平は、代わりに先生と電話で話すことにしたらしい。
波平から電話があったか尋ねるカツオ。どうやら、先生は波平に「我が家の教育」というテーマで講演をしてもらおうと依頼するために話をしたかったらしい。カツオは逆皮算用をしていたようだ。
帰宅後
サザエ「何かいいことでもあったの?今朝は青い顔をして出て行ったのに」
カツオ「あれは海平おじさんがきちんと団体行動を取れるか心配してたからだよ」
何を祈ったのか、と聞かれ大きな雷が落ちないように祈った、と答える海平。祈りは通じたようだ。
磯野家
明日、海平が忘れて置いていった荷物を届けに行くことに。
翌日
リボンが落ちているのを見つけ、拾って身につけるワカメ。
同じツアーの参加客だと思った旅行者がついてきてしまった。
~おわり~
感想:サザエさんの感想を書き始めてから初めての海平登場回でした。実はそれ以前にも見たことがなかったかも…存在こそ知っていましたが、動く海平を見たのは初めてかもしれません。声まで一緒とは思っていなかった… 海平で敬語に話す波平が気になりました。違和感があったんだけど…どうなんだろう?ただ兄に敬語ってだけならそこまで違和感なかったかもしれないですが、双子なんですよね…時代的なことも考えると「長男」ということで変わってくるのかもしれませんね。
二話目 ないしょの父の日
「父の日の贈り物ですか?どんなタイプの方かしら?」
「スラッとしたロマンスグレー(白髪混じりの中年男性のこと)で」
「じゃあこれがピッタリです」
「僕にだって見栄ってもんがある」
父の日ということで家族から贈り物を貰ったという人を社内で見かける波平。髪型どうなってんだ…
磯野家
父の日の贈り物にマスオの似顔絵を描いたタラオ。この年の子どもが書いた絵は全部同じに見えてしまうな…
「うちじゃあ(父の日だからといって)何の様子も見られんな…当日ってことだな」
伊佐坂家
父の日ということで家族に温泉に行く予定だったが、出かける時間を遅らせてくれないか、と伊佐坂。ノリスケがあとで原稿を取りに来るという。事情を知っているサザエは伊佐坂から原稿を預かりノリスケに渡しておくと申し出る。愉快なサザエさんになる予感がしたが、無事にノリスケに原稿を渡す。
ネクタイだけじゃ悪いんじゃない?と不安になるワカメ。メッセージカードを添えることに。
マスオを置いて出かける四人。「なぁんか冷たいなぁ」
三河屋へ贈り物用の酒を買いに行くと、何やら言い争いをしている二人。三郎が父の日の贈り物として実家に送った酒の代金を取らないと店主が突っぱねているようだ。
サザエ「三河屋さんの気持ちもわかるけど、サブちゃんは自分のお金で贈り物をしたいのよ」店主を説得し、三郎が代金を払うことに。
その日の晩
三郎が三河屋の店主に父の日の贈り物を用意していた。三郎できすぎ…
磯野家では
父の日の雰囲気を微塵も感じず、不安になる波平。カツオやワカメに父の日アピールをしてみるが、そっぽを向かれてしまう。
見切りをつけた波平。
サプライズにこだわりすぎて主役が不在のパーティーになってしまった。
~おわり~
感想:さすが国民的アニメ。常識人ばかりで行事や習わしを徹底してますね。冒頭に出てきた「ロマンスグレー」という言葉、僕は初めて聞きました。調べたらすぐに出てきたけど、一般的な言葉なのかな?それにしても三郎は本当にお手本のような好青年ですね。見た目はいつもとぼけているような雰囲気だけど義理堅いところがありますよね。三郎は割とよく出てくる人物なので注目していきたいですね。
三話目 マスオは馬の耳
テレビの野球中継に夢中でサザエの話にうわの空で相槌を打つマスオ。
サザエ「あなた聞いてるの?」
マスオ「聞いてるとも」
サザエ「…むかしむかし、こぶとりじいさんがおりました」
マスオ「うんうん、それで?」
「聞いてない!」
タラオ「パパ~、お耳見せてください」
タラオ「パパの耳はお馬さんの耳だってママが言ったです」
サザエ「馬の耳に念仏といって、何を言っても無駄って意味よ、馬耳東風とも言うわね」
マスオ「サザエぇ…」
次の日
アナゴも野球中継に夢中で奥さんが話しかけてくるのを受け流していたらしい。今井(部下)のもとに生まれてくる子どもの名付けを頼まれている、と話を振り野球中継に没頭している間に、奥さんに名前を考えさせて場を凌いだようだ。
マスオ「キミも知能犯だなぁ」先週に引き続いて、ね
マスオ「で、本当に名付けを頼まれてるのかい?」
アナゴ「あとで話を合わせるさ 今井は学校の後輩だからね」いやそれ関係なくない?
マスオ帰宅
アナゴの妻から電話があり、名前を一緒に考えてくれと頼まれたとのこと。ややこしいことになってきたな…
波平が考えた名前。
カツオ「なんとか一郎と…まつり?」
フネ「そういちろう と あおい と読むんですよ」
カツオ「今の子の名前は難しすぎるよ せめて僕が読める字にしてくれないと」本人の名前が「カツオ」なのめっちゃおもしろいな…
サザエ「それだとひらがなだけになっちゃうじゃない」
カツオ「ひどいなぁ」
真面目に名前を考えているのを目の当たりにして、困ってしまうマスオ。
マスオ「弱ったなぁ」
翌日
家中で名前を考えていると相談を持ちかけるマスオ。早速今井に掛け合うアナゴ。すんなり名付けの許可をもらう。
今井「名前はともかく、もらっていただけませんかね?」ん?
アナゴ「君、何を考えているんだ」
今井「しかし、全部飼うわけにはいきませんからねえ」アナゴお得意のうっかりだった。
アナゴ「どういうことなんだ?」
今井「うちの愛犬、リリーが子どもを産むんですよ」
沈みこむアナゴ。
アナゴ「酔いが全然回らない…」
アナゴ、帰宅
「おかえりなさい。あなた、見せたいものがあるのよ」
oh…
アナゴ嫁「明日サザエさんにも見てもらおうかしら」
アナゴ「サザエさんに?」
アナゴ嫁「デパートに出産祝いを見に行く約束をしてるのよ」oh……
磯野家
名付ける相手は犬の子だったと打ち明けるマスオ。
翌日
アナゴの妻に昨夜マスオに聞いたことを伝える
アナゴ嫁「どうもおかしいと思ったのよ うちの人は名付けなんてする柄じゃないもの」
サザエ「そんなことは…」
アナゴ嫁「奥様、お祝いの品を買うのを手伝って頂けません?」お祝い…?
アナゴ嫁「今井さんに差し上げて」
アナゴ「一体中身は何だい…?」
「シャレた首輪」
アナゴ「知ってたのか」
「もう一つ特大の首輪を買おうかしら」
妻が話し始めると同時にテレビのスイッチを切るアナゴ。首輪いらずの忠犬。
磯野家も同じ。
~おわり~
感想:アナゴはどうもサザエと同等、もしくはそれ以上のうっかり属性を持っているような気がします。あと、尻に敷かれている感じも気になります。マスオは知能犯と評してるけどどうだろう…毎回詰めが甘いですよね。取ってつけたような嘘が多いです。同調してしまうマスオもどうかと思うけど…まあアナゴさんもマスオさんもそれぞれ「らしい」といえばらしいですけどね。今後もしょうもない二人に期待しましょう。
来週もまた見ます。