【サザエさん】6/28放送分の感想(ネタバレ含む)

一話目 バーゲンの女王

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ワカメ「“出皿大バーゲン”ってどういう意味?」

フネ「デザラダイバーゲン?」

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 「それは“皿”ではなくて“血” 「しゅっけつ」大バーゲンと読むんですよ」

 ワカメ「お兄ちゃんには絶対言わないでよ!」

タラオ「言わないです」

 

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「うーん…で…さら?」

「お兄ちゃんも読めないんだ!」

「ワカメはそう読んだんだろう?」

「えっ」

「これは“しゅっけつ”と読むんだ 赤字のことだよ」カツオ、トリッキー過ぎる…

サザエ「カツオも意外に学力があるじゃないの」

「まあ、出来のいい三年生より出来の悪い五年生の方が優秀ってことだよ」謎の自虐。

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サザエ「さあ、頑張るわよ!」

「待ってました、バーゲンの女王!」

 

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タイコを誘ってバーゲンに乗り込むサザエだったが、とんだ勇み足。今日はバーゲン前日だった。愉快なサザエさん

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「このまま帰ったらみんなの笑いものだわ」望遠鏡でバーゲンをやっている店を探すサザエ。原始的。

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「タイコさん、見つかったわよ!」何かの隊長のようにも見える。

 

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 お菓子を食べに来ないかと誘われるが「バーゲンの荷物持ちがあるから」と断るカツオ。よく訓練されている…

花沢「あのバーゲンは明日からよ?」

カツオ「えー!?」

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「姉さんのことだから意地になって他のバーゲンを探してるんだよ」よく訓練されている…

 

サザエからの電話を受け、駅へ迎えに行く一行。

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「駅弁だ!」バーゲンの女王、意地を張りすぎて「買うこと」が目的になってるな…

 

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波平「朝から行って買って帰って来たのが駅弁だけとはな」

「明日は頑張るわよ」

フネ「明日も行くのかい?」

カツオ「それでこそバーゲンの女王!」

しかし、波平の許可が下りず、明日のバーゲンは見送りに。

 

翌日

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アナゴの持っていた広告を見て、波平に電話をかけるマスオ。

「お父さん、広告を見たらびっくりすると思いますよ」何やら目を引く商品があった様子。

 

磯野家

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波平から電話があり、バーゲンに行く許可が下りた。どうやら波平の眼鏡にも適ったらしい。

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颯爽と現れる女王。

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休憩中、何かを見つけるタイコ。

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タイコ「それでお許しが出たんですね」

サザエ「武士の妻の情けで見なかったことにしてあげるわ」女王だったり武士の妻だったりで忙しいですね…

 

帰り道

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わざわざリヤカーを借りて出迎えるカツオ。

「女王様のお帰り~!」訓練されすぎている…

~おわり~

感想:サザエは常に紙袋を持っているなぁと思っていましたが、ついに買い物メインの回がきましたね。一番気になったのはこれ。

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この画像のフリガナです。ずっと「じょおう」が正しい読み方で「じょうおう」はよくある間違い、という認識だったので、サザエさんのような国民的アニメに限ってまさかそんな…と思って調べてみたら、現在は「じょうおう」と読む人が増えているらしいです。(辞書に「じょうおう」を載せているのは少数らしいです) ためしに「じょうおう」で漢字変換すると「女王」が出てきました。正しい正しくないというのを抜きにしても、個人的にはものすごく違和感があるんだけどな…発音が「じょうおう」ということなら「ふいんき」然り、わからなくもないんですけど、フリガナで「じょうおう」というのはどうもいただけません…サザエさんには「じょおう」と表記して「ん?じょうおうじゃないの?」という風潮を撲滅するきっかけになって欲しかったな…。別に通じるからいいんですけどね、いいんですけどこうやって正誤を置き去りにしてズルズルと多数に寄った方が相対的に正しくなってしまうのはなんだか嫌なんですよね…以上、偏った意見でした。感想じゃないなこれ

 

二話目 マスオさん お中元です

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お中元をもらう。

果物だ!間違いない!」

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「冷やしとこう」

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「石鹸冷やしたの誰?」

 

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マスオ「そいつは残念だったね」

カツオ「もう少しセンスのあるものを贈ってもらいたいよ」

フネ「お中元やお歳暮はその人に感謝の気持ちを込めて贈るものなんですよ」

ワカメ「お父さんはいろんな人から感謝されてるのね!」

サザエ「カツオも早く誰かに感謝されるような人になりなさいね」

タラオ「パパにはお中元来ないですか?」

マスオ「いや~まだまだぼくはお世話になることのほうが多いからねえ」

 

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「また石鹸かぁ」露骨に残念な顔をするマスオ。

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「受け取った、受け取ってないでトラブルが起きますので、うちの店では写真を送り主に届けてます」

「おい!もう一度撮りなおしておくれよぉ」

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「ワッハァー!!!」※マスオ(28) 石鹸でこんなことになるかよ…

 

別のお中元

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 「水ようかんだわ!」

フネ「それはサザエが贈りに行ったもののはずですよ」どうやらまた陽気になっていたらしい。

 

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お中元という名目でうちわを貰うタラオ。しかし…

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サザエ「サブちゃん、これは?」

三郎「タラちゃんに頼まれまして」どうやら、お中元が来ていないマスオのためにタラオが頼んだらしい。これだからタラオのフォロワーはやめられないぜ…

「フグ田マスオさんにお届けものですー」

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ついにマスオ宛てのお中元が。取引先の人かららしい。

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なんだこれは

マスオ「そういえば…」

回想

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以前、送り主が作っていたマスコットを褒めたことを思い出す。進歩はすごいな…

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カツオ「テレビが見えなくなっちゃうよ」

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波平「ここならいいだろう」

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波野家の訪問。ゴリラのぬいぐるみを見て泣きじゃくるイクラ。

マスオ「イクラちゃん、ごめん!」

 

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ノリスケ「はた迷惑なお中元ですねえ、オークションに出しちゃうってのはどうですか?」さすがというべきか…あいかわらずの外道っぷりだな…

 

置く場所を変えるが…

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タマ的にもこれはナシらしい。

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片付けておくことにしたマスオ。

サザエ「あなた、カトウさんが見えたわよ」(カトウ=送り主) マスオがぬいぐるみを片付ける決心をした時点で送り主が訪ねてくる未来は確定していたに違いない…コナンのいるところで事件が起きるのと同じ

 

慌てて飾りなおすが…

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甥に贈るはずだったものを間違えて送ってしまったとのこと。カトウさんも陽気だ。

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代わりに、お中元としてキャットフードをもらったマスオ。タマ的にはこれは大アリらしい。

 

別のお中元

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「お醤油か…」何かを閃いたらしいカツオ。

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「酒がきてるぞ、なんたる偶然!友達に鮎を貰ったんだ!」どうやら外装だけ酒と書いてあるものに変えたらしい。

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「告白すべきかシラを切り通すべきか…」

~おわり~

感想:もう鮎を食べたいという感想しかない…鮎…食いたすぎる…僕は美味しいものを食べると笑っちゃうんですけど、鮎なんか食べた日には、食べてはいけないキノコを食べたように笑っちゃうだろうな…ちなみに、鮎は内蔵ごと塩焼きにして食べるのが最高ですが、ある程度大きくなったものでないと虫を食べていたりするので注意が必要です。(ある程度大きくなると苔しか食べなくなる) だから感想を言えよ

 

三話目 姉さんはミスバス停

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弁当を忘れていった陽気なマスオ。

サザエ「届けに行くわ」

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弁当を持ってくるのを忘れた愉快なサザエ。

 

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バス停の近くに住んでいる友達がサザエのことをミスバス停と言っていた、とカツオ。

カツオ「勘違いしないでよ、ミスはミスでも失敗のミスだよ」

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「その子の名前は?」

「サカイ っていうんだよ いつも慌てて飛んで来るってバス停では有名らしいよ」

 

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「今日は忘れ物大丈夫ね?」

「確認したよ、いってきまーす」

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フネ「今日はマスオさん、スーツを替えたんじゃないのかい?」

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「あっ、財布!」さすがフネ。キャリアが違う。

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「母さんおねが~い」

「私が届けるのかい?」

「ミスバス停になりたくないもの」

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バス停に小学生の男の子がいたことを話すフネ。

「きっとその子だわ!(サカイという子は)」

「カツオと同じくらいの男の子だったからねえ」

カツオ帰宅

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「今日は母さんに代役を頼んだらしいね」

「まあ、もう情報が出回っているの?」

「ジタバタしてもミスバス停のタイトルは消えないと思うよ」

 

買い物中

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サカイと思しき男の子を見かけるサザエ。

「ミスバス停って言えばわかるかしら?」

「?」

「私の顔に見覚えはない?」

「はい、ありません。でもこのおチビちゃんは知ってます、昨日の朝バス停で会いました」

タラオ「チビじゃないです!」

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「人違いなんて姉さんもそそっかしいなぁ、だからミスバス停なんて言われるんだよ」

「だって毎日見張られたら気分が悪いじゃないの」

「姉さんが目立つからだよ」

ワカメ「堀川くんも言ってたわよ、お姉ちゃんは自転車より速く走るって」

「煙を噴いて走ってたんじゃないの?」

「私はSLじゃありません!」笑った。

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というわけで次から忘れ物は一切届けませんので悪しからず!

「サザエぇ…」

波平「うむ、朝はみんな忙しいんだからお互い気をつけることにしよう」

カツオ「そういえばお父さんは忘れ物しないね」

ワカメ「そりゃお母さんがきちんとチェックしてるからよ」

フネ「そんなことありませんよ」ああ、フネ最高…

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「その点マスオ兄さんは奥さんがミスバス停だもんね」

波平「夫婦揃って気をつけることだ」

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「はい…」

タラオ「気をつけるです」

フネ「タラちゃんはいいんだよ」

 

翌朝

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波平が忘れていった手帳を届けるカツオ。

「お父さん、僕は口がかたいから安心して」

 

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「磯野くん、今朝バス停にいたのはお父さん?」

「見てたの?」

花沢「バス停を見張るなんてあんまりい趣味じゃないわねえ」

「僕が見てるのはお父さんだよ」

 

翌日

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行列の中にサカイの父親を探すカツオ。

バスに乗り込むマスオ。

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サカイが見ていたのは運転席だったようだ。

 

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フネ「サカイくんはいつもお父さんが運転するバスを見送ってたんだねえ」

サザエ「そんな子が私のことをミスバス停なんて言うかしら?」これ完全に…

カツオ「サカイくんは姉さんを褒めてたんだよ」

サザエ「褒める?…一度サカイくんに確かめないとね」

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「カツオ君、今のうちに正直に話したほうがいいんじゃないかい?」

「…ミスバス停は僕の作り話です」

波平「叱るほどのことではない、お互いに忘れ物がないように注意することだ」

 

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サカイの父親が運転するバスに乗った四人。

「ごゆっくりとお乗りください」

ワカメ「優しい運転手さんよ」

タラオ「よかったです」

~おわり~

感想:さすがカツオはセンスがありますね。ミスバス停だのSLだの、サザエを馬鹿にする腕前はたしかなもの。そして一番印象的だったのはサザエがフネに代わりに財布を届けるようお願いするシーン。

「母さんおねが~い」

「私が届けるのかい?」

そういえばサザエはフネにですますで喋らないってことに気づきました。言ってみれば嫁姑の関係なわけですから、ですます口調が一般的なのかなぁとも思いましたが、サザエとフネはいい関係を築いてますね。同じ屋根の下で生活するってだけではなかなかここまでいい関係は築けないんじゃないかなと思います。こういう場合は大抵姑が摩擦を生むきっかけになりがちだと思うんですが、そこはさすがのフネです。フネは最高。

 

来週もまた見ます。

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葉山 (@dekai_towel) | Twitter