【サザエさん】7/5放送分の感想(ネタバレ含む)

一話目 穴子さん最後の晩さん

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一話目から仰々しいタイトルだな…

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しゃっくりが止まらないマスオ。

アナゴ「受付にお客さんが来てるよ、それも美人の」

マスオ「何だって!?」

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しゃっくりは止まったようだねぇ

マスオ「アナゴ君、担いだのかい!?」驚かせてしゃっくりを止めようと試みたらしい。

 

… 

 

マスオ「表に奥さんが見えてるよ」

アナゴ「ああ、分かったよ」これといった反応を示さないアナゴ。

 

 

マスオ「奥さん、何の用事だったんだい?」

アナゴ「君、僕が担いだ仕返しをしようたってそうはいかないよ?」

マスオ「えっ!?じゃあ行かなかったのかい!?」

アナゴ「本当に来てたのか!?」謎の裏をかいていたアナゴ。

 

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用務員さんに妻が何か言ってたかと尋ねるアナゴ。

「裏口の場所を聞かれましたけど…」どうやら奥さんはアナゴが裏口から逃げたと読んだらしい。

 

アナゴ、帰宅

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そこにはご馳走。

マスオ「きっと奥さんは、仲直りの晩餐を楽しむつもりなんだよ」邪魔をしては悪い、とアナゴの家を後にする。

しかしアナゴが血相を変えて追ってくる。

「こんな書き置きがあったんだよぉ

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こ、これは…

マスオ「せっかくだから、ご馳走になろう」他人は気が楽だな…

アナゴ「こんなときによく酒が飲めるなぁ、マスオくんには責任を取ってもらうからね」しゃっくりの責任…?

マスオ「責任!?」

アナゴ「しばらく二人で暮らしてくれ

誰の得にもならない展開を考えてしまいました。国民的アニメでそんな展開あっていいはずがない。

 

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奥さんが出ていったその日はアナゴに付き合ったものの、奥さんが帰りづらいだろうということで磯野家に戻るマスオ。アナゴから電話がかかってくる。マスオ、求められているぞ…

サザエ「しゃっくりが止まらなくなっちゃったんですって」

マスオ「そんなことで電話してきたのかい?」

カツオ「僕が出るよ!」マスオの代わりに受話器を取るカツオ。

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「息子のカツオです。今奥さんが帰ってきましたよ!」

「ほんとかい!?」

「しゃっくり、止まったでしょ?」

「今すぐ迎えに行くよ!」カツオの冗談に慣れていないからか、真に受けるアナゴ。

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やさしめのバッカモーンタイム。

サザエ「仕方ない、奥さんに連絡するわ」

 

慌てて家を出るアナゴ。しかし、背後で声が。

「そんなに慌ててどこへ行くの?」

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「フグ田さんの奥さんから電話をもらって、裏口から入ってきたの」

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これまでの事情を説明するアナゴ。

「全部フグ田さんの奥さんから聞いてましたわ」

「じゃあなんですぐに帰ってこなかったんだ?」

「あんな書き置きをしておいておいそれと帰って来られないじゃない」え?それだけの理由?

「それはそうかもしれないけど…」引き下がっちゃうのかよ…

「ビールでも飲んでお互い反省しましょう」

「(俺は何を反省するんだっけ…?)」

 

サザエ「これでめでたしめでたしね」

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マスオ「アナゴ君には困っちゃうよ」

サザエ「原因はあなたのしゃっくりなんでしょう?…そういえばアナゴさんはどうやってしゃっくりを止めてくれたの?」

マスオ「た、単に驚かしただけだよ、おやすみ!」今夜は寝つきが悪そうですね。

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〜おわり〜

感想:終始納得いかなかったな…どう考えても悪いのはアナゴの奥さんただ一人なんだよなぁ…甘く見てアナゴのマスオに対する深読みも原因かな、くらい。 それで涼しい顔して「お互い反省しましょう」なんて言うもんだから、実家に帰ってやろうかと思いました。アナゴもアナゴでもっと食い下がれよと思いましたね。 マスオもしゃっくりがことの発端だというのを甘んじて受け入れちゃうし…尻敷かれ回でした。

 

二話目 ノリスケ 涙のゆかた

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波野家にタラオとノリスケお揃いの浴衣が実家から送られてきた。

寸足らずで無駄にセクシーなノリスケ。

 

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「なんで僕まで浴衣を着るのさ」

「ノリスケさんにはお世話になってるでしょ?」

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ノリスケが実家から頼まれた浴衣の写真を撮る際に、ノリスケの浴衣の裾を隠す要員として浴衣を着ることになったらしい。

 

写真撮影後

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サザエ「ノリスケさん、浴衣を忘れて帰らないようにね」

ノリスケ「置いていきますから、雑巾にでもしてください」相変わらずの外道っぷり。

フネ「何を言うんです」

ノリスケ「じゃあ、カツオくんの寝間着にでもしてください」

カツオ「僕は寝相が悪いから無理だよ」よく分かってる。

ノリスケ「とにかく、置いていきますからどうにでも使ってやってください」

 

波野家に実家から電話がかかってくる。

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「すんませんなぁ、つんつるてんの(サイズが小さい)浴衣が届いてびっくりしたでしょう」どうやら、近所の中学生に渡すものと取り違えて送ってしまったらしい。最近取り違える展開多いな…

タイコ「そうだったんですか」

「ノリスケのを改めて送るけん、間違えたのを送り返してくれんか?」

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慌てて浴衣を取りに来るノリスケ。

「きちんと取ってあるわよ」

しかし、しまってあったはずの場所に浴衣が見当たらない。

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ノリスケ「まさか、空き巣が!?」

サザエ「浴衣だけ持ってかないわよ …!居るわ、持っていきそうなのが!」

居住者でありながら空き巣扱いを受けるカツオ。

 

学校を訪ねるノリスケ。

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空き巣カツオくん、僕が置いていった浴衣は!?」

「早川さんのお母さんが端切れでパッチワークを作るっていうから、あげたけど?」

「そんな殺生なぁ…早川さんの家を教えて!」

早川の家を訪ねるが、通りがかった三河屋にパッチワークの教室に行っていて留守だと聞かされる。さすが精通している。

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しかし、肝心のパッチワークの教室がどこで行われているか分からず、ノリスケ無念のリタイア。

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早川の母が「こんな新しいものはもらえない」と返しに来ていたらしい。律儀だ…

「でも喜んでる場合じゃないわよ、写真がそろそろ実家の方へ着いている頃じゃない?」…ん?何が問題なんだろう…?

実家に電話をかけるノリスケ。

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郵便物の送り先を間違えて送っちゃったみたいなんだ」

「じゃあ封を切らずにそのまま送り返せっちゅうことかい」

「さすがおふくろ、分かってるじゃないか」

「残念ながら手遅れたいな、こないな小細工ばしてから!ノリスケ!よく聞きんしゃい、母親のわたしが息子の寸法ば間違えると思っとるとかい?」

「お、思ってません…」

「声の小さか!」????????

 

ノリスケ、帰宅

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「お母様から新しい浴衣が届いてるわよ」

「ん?そのものさしは?」

「浴衣と一緒に入ってたの、心当たりあるでしょ?昔から嘘をついたときはお母様からお尻をぶたれたそうね」

「それでこんなものを送ってきたのか…

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送ってもらった浴衣を着て掃除をするノリスケ。

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はたきを帯に差したまま出かけてしまう。

〜おわり〜

感想:まず、「?????????????」というのが第一です。なぜノリスケは怒られたんだ…?あれは嘘というより、「対応」じゃないか?自分が浴衣を送り間違えたのを棚に上げて、あれを嘘と言われたら僕がノリスケならたまったもんじゃないですね… ノリスケがそんなところまで考えてるかは分からないですが、親のプライドを傷つけないように磯野家に頼んでまできちんとした写真を撮って送ってくれたという捉え方もあると思うんだよな… 二話続けて煮え切らない感じがありますが、三話目で取り返してくれるでしょうか…

 

三話目 7月7日の願い事

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織姫と彦星は仲の良い夫婦だったのですが…

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「遊んでばかりいてけしからん、もっと勉強せんか!」

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カツオ「彦星の気持ちがよく分かるよ」

波平「何を大袈裟な」

 

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大量に短冊を書くカツオ。

カツオ「だって願うだけならタダなんだからたくさんお願いしておかないと」

サザエ「そんなに短冊を掛けたら竹がしなっちゃうわ

カツオ「お願い事をする人がどれだけいると思ってるのさ、これくらいやらないと印象に残らないよ」

サザエ「とにかく短冊は一人一枚で十分です」サザエの方がよっぽど何枚も書きそうなんだけどな…

 

七夕の話をするマスオたち。

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「僕は織姫と彦星には共感しちゃいますね」

マスオ「どうしてだい?」

「単身赴任中なもので」

???「しかし、毎日顔を合わせるってのも考えものだよ」

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下級生の七夕の願い事見て話しているカツオたち。

カツオ「まったく、子どもの願い事は単純でいいよ」

花沢「そう言う磯野くんのお願いは?

カツオ「いっぱいありすぎて迷ってるんだ」

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宿題の無い国で暮らす

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億万長者になる

中島「小さい子と対して変わらないじゃないか」

 

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「織姫様と彦星様、一年に一度だけ出会えるなんてロマンチックだわぁ」

「星の寿命は何十億年もあるから、織姫と彦星はしょっちゅう会っている計算になるぞ」そんなリアルな話持ち出されたら、むしろ何十億年も人間が生きれるかいって話にならないか?

 そんな娘が書いたお願い事がこれ。

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磯野家にて

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飾り付けの謂れを話す波平。

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巾着はお金が貯まるように願いを込めて作るんだ。

カツオ「それじゃあたくさん作らないと」

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鶴は家族が長生きするように

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吹き流しは織姫のように織物が上手になるように

 ワカメ「みんな意味があるのね」

 

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竹をとってきたマスオ。

波平「昔は七夕が終わると竹は飾りと一緒に川に流したもんだ」

カツオ「僕も川に流したいものがたくさんあるよ」さすがカツオ。

ワカメ「テストの答案とかでしょ?」

波平「たとえ川に流しても、ワシは水に流したりはせんからな」

マスオ「そういえば僕も七夕の笹を川に流してたよ あの頃はホタルが綺麗だったねぇ

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「え〜!?二人ともホタルを見たことがない〜!?」それはいいとして、なんでホタルを見たことがないのをこんな正式に告白するんだ…?

「現代っ子は可哀想だ」

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「いいかい、こっちがおしりなんだ、分かる?」めっちゃ笑った。

 

またもや登場、ノリスケ。

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「今日は七夕かぁ、夕飯ごちそうになっていこうかな〜」

サザエ「どうぞ」

「ウナギでしたね?」

サザエ「違うわ、あれは丑の日よ」

「チェッ、ごまかされないや」

 

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ワカメ「わたしのお願いはプールで25m泳げますように」

マスオ「へえ、具体的でいいじゃないか」

波平「あまり現実離れした願い事はよくないからな」

カツオ「たしかに、お父さんの禁酒は叶ったためしがないもんね」ぐうの音も出ない波平。カツオに軍配。

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思い思いの願い事を口にする。

マスオ「こうやってあれこれ考えてるのが一番楽しいですからねぇ」

ノリスケ「願い事なんて簡単に叶うものじゃないですからねぇ、まぁ僕は手近なところで“伊佐坂先生の原稿が早くあがりますように”」

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フネ「伊佐坂先生の原稿、できたみたいですよ」

ノリスケ「でも…七夕のごちそうが…」

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サザエ「それより原稿でしょ」

 

カツオ「マスオ兄さんは子どもの頃どんな願い事をしたの」

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“忍者になりたい”

 

サザエ「ちょっとあなた」

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「これは何?」

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「何やってるの?」

「ああ、忍者になりたい…」

 

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“夫婦円満”と書かれた短冊を掛けるサザエ。

カツオ「あれ、姉さん バッグが欲しいって願い事はいいの?」

「ええ、それはもう叶うからいいの。ねぇ、あなた?」マスオ。名刺でゆすられたか…

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ワカメ「これはタラちゃんのね」

フネ「なんて書いたんだい?」

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「パパとママが元気でいますように、です」タラオの良さには安定感がある。

波平「結局、カツオは何をお願いしたんだ?」

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「やっぱり僕の無限の未来は一つに絞ることなんかできないよ」

 

七夕を終えたある日

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「あら、出かけるのかい?」

「ちょっと行ってきます」

「じゃあ、鍵は?」

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「呆れた子だよ」

〜おわり〜

感想:個人的には三話目かなり良かったんじゃない!?と思いました。さすが国民的アニメ、年中行事を取り上げる回は非常に勉強なります。七夕飾りの意味なんて考えたこともなかったですし… 今回はカツオの口達者も全面に出てたんじゃないかなと思います。サザエの「それはもう叶うからいいの」もおもしろかったですねぇ。あと、これはかなり個人的かもしれませんが、僕はフネの「呆れた子だよ」が大好きです。

 

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来週もまた見ます。

 

葉山 (@dekai_towel) | Twitter