【サザエさん】5/31放送分の感想(ネタバレ含む)

一話目 ねむれないタマ

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取引先との交渉で課長の代理を任された と誇らしげなマスオ。クラス委員に推薦され誇らしげなカツオ。

消灯後、マスオ、カツオ、タマが廊下で鉢合わせ。「お互い、どうも寝つけませんですねえ」とカツオ。いくつだお前は。 タマも眠そうな声で鳴いている。

 

明けて朝食を囲む一同

カツオ「そういえば、タマも夜中に起きてなかった?」

ワカメ「お兄ちゃん達みたいに、何か嬉しいことでもあったんじゃないの?」

波平「タマは昼寝をしすぎて眠れなかっただけだろう」恨めしいセリフだけど、波平が言うとそうでもない。

 

中島と一緒に登校するカツオ。

中島「あれタマじゃないか?」

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カツオ「なるほど、ゆうべ眠れなかったのはそういうことか」

 

下校後

サザエ「バカバカしい、猫がデートの約束なんてするはずないでしょ」普段であれば、いかにもカツオが言いそうなセリフ…

カツオ「姉さんは夢がないなぁ」

タラオ「ないですぅ」

ワカメ「ガールフレンドができたから眠れなかったのかもしれないわね」

カツオ「その点ワカメはいっつもグーグー眠れて幸せだよ」

ワカメ「私だってよく眠れない時くらいあるわ!」

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タラオ「ボクは無いです…」タラちゃーん!君はそのままが一番だよ!!

フネ「タラちゃんにだっていつかそういうことがあるわよ」

 

波野家を訪問するサザエとタラオ

タイコ「今度の休みにミラクルパークへ行く予定なんですけど、当日まで黙っていようと思って」

サザエ「突然驚かすつもりなのね」

タイコ「いいえ、前もって言うと興奮して眠れなくなるんです」

タラオ「イクラちゃんもですか…?」気にしなくていいんだよタラちゃん…

タイコ「よかったらサザエさんたちも一緒に遊園地どうですか?」

タラオ「行くでーす」

 

サザエ、タラオ帰宅後

ミラクルパークへついていくのを躊躇するカツオとワカメ。

カツオ「あそこは幼児向けの遊園地だからねえ…」

ワカメ「タラちゃん、今日は眠れないんじゃないの?」

タラオ「やっと僕も眠れないです!」かわいいけど、そんな言葉初めて聞くぞ…

カツオ「タマと同じになれたわけだ」

 

その日の晩

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期待も虚しく、ぐっすりと寝るタラオ。もはやあざとい…

ワカメ「今夜は眠れないってはりきってたんだけど…」さてはその言い回し、タラちゃんにインスパイアされたか…

 

カツオとワカメの寝室に訪れるタマ。

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ワカメ「眠れないの、タマ?」

カツオ「もしかするとあのガールフレンドにフラれたのかもしれないぞ」

 

翌朝

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寝てしまって泣き叫ぶタラオ。これだからタラオのフォロワーはやめられない…

タラオ「イクラちゃんもタマも眠れなかったです…」

ワカメ「前の日になればきっと眠れないわよ」いやだからその言い方ー!

 

波野家

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ノリスケ「イクラにミラクルパークへ行くときにかぶる帽子を買って帰ったんだ」

ハッとして声をひそめるタイコ。「あなた…」

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案の定、イクラにはしゃぎ回られて眠れないノリスケ。さすがにイクラの大きさやばすぎないか…?ノリスケの頭部より小さく見えるんだが…

 

磯野家

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タラオ「イクラちゃんに負けたです…」

フネ「勝ったも負けたもありませんよ」

 

かもめ第三小学校5年3組の教室にて

花沢「磯野くん、これ見に行かない?」

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カツオ「ベッピンガールズ?僕はこういうのはどうも…」ユニット名の「アイドルじゃ無さ」やべ~~~ 

早川「じゃあ、中島君を誘う?」

カツオ「中島も好みじゃないと思うよ」

中島「僕は行ってもいいよ、ミラクルパークでやるんだろう?」

カツオ「なんだミラクルパークか、それなら僕も家族と行くことになってるんだ」

 

下校後、磯野家

サザエ「なによ、幼児向けだってバカにしてたくせに」

カツオ「野外ステージにベッピンガールズが出るんだよ」ミーハー…。ベッピンガールズにつられてワカメも行くことに。

 

その日の夜

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タラオ「眠れないです…」

サザエ「まあ、やっと眠れなくなったのね」もうつっこまないぞ。

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タラオ「ワーイですー」おめでとう、と言っていいのか…

サザエ「でも寝ないと明日眠いわよ」

フネ「おばあちゃんが寝かせてあげよう」

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タラオ「眠くなってきたです…」

フネ「おばあちゃんは子どもを寝かしつける名人だからね、サザエもカツオもワカメもこうやって寝かしつけてきたからね」

ワカメ「お母さん、わたしも眠れなくって…」

フネ「しょうがないねえ」

ワカメ「お母さん、わたしが眠るまでいてよ?」

フネ「アイター!」背中をカツオに蹴られるフネ。

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フネ「相変わらず寝相が悪いねえ」

ワカメ「よく眠るわね、お兄ちゃん」グーグー眠るカツオに言い返すワカメ。

「ニャーン」タマが入ってくる。

ワカメ「タマも眠れないの?」

フネ「昼間ずーっと寝てたからですよ」

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~おわり~

感想:題名(ねむれないタマ)はなんだったんだ、というくらいのタラちゃん押し回。てっきりタマで押してくるのかと思ったんですが、タマは教頭先生みたいな役回りでしたね…開会と閉会の「ニャー」を言うために出た感じでした。内容に関してですが、普通におもしろかったです。睡眠をあたかも禁忌のように扱う天丼とか好きでした。ベッピンガールズというネーミングには、さすが国民的アニメっていうのを感じましたね(笑) 実際に存在するグループ名とは絶対にかぶらないですもんね。かぶってたまるか。 そして、フネがタラちゃんとワカメを寝かしつけるシーン…最高でしたね。あの良さに言葉は要らないと思います。まあしかし、僕がサザエさんの感想を書き始めてからというもの、タラちゃんの回が多いですねぇ。ありがたい。

 

二話目 ママは自転車の先生

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山中「サイクリングに誘われたんだけど行っていい?」

山中父「いかん!」

山中が自宅の前で泣いているところへサザエが通りがかる。話を聞くサザエ。

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山中「ガンコで若者への理解がないんです…」

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サザエ「これじゃお許しが出ないはずだわ、サイクリングは諦めたほうがいいんじゃないかしら」

山中「お願いです、教えてください」冷静に考えたらこの人の言動普通にやばくないですか?サイクリング断れよ…

 サザエ「じゃあ、路上を走る練習をしましょう」

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波平「何やっとるんだサザエ」

サザエ「自転車の練習!」

波平「空き地で練習すればいいものを」

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山中父「やってたんですよ、空き地で。 あれ、わたしの娘です」

波平「えっ、いやぁ失礼…」

山中父「わたしとしては教えて欲しくないんですが…お節介な人もいるもんだ」

波平「わたしの娘です…」

山中父「ああっ、失礼…」

 

サザエ、帰宅

フネ「何を買ってきたんだい?」

サザエ「…?」

フネ「今晩の夕食の材料を買い出しに行ったんじゃなかったのかい?」

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サザエ「あっ、忘れた!」愉快だな~~~♪

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バッグを取りに向かうサザエ。

サザエ「(ガンコな父って言ってたけどたしかにそう見えるわ)」

 

帰り道

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大川さん(近所の奥さん)に遭遇。

「お願いがあるんですけど…わたしにも自転車教えてくださらないかしら?」

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何も教えることなんてなかった。

 

帰宅

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キャンセル。

フネ「サザエの声がしたようだけど…」

マスオ「買い物するのを忘れたそうです…」サザエさんは…愉快だな………

フネ「またかい?何やってるんだろうねえ…」ほんとだよな…

 

夕方、山中の父が磯野家を訪ねてくる

波平「どうやら、もう娘に自転車を教えないように言いに来たらしい」

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山中父「お願いです」

サザエ「ええ、もうお教え致しませんのでご安心ください」

山中父「いえ、教えていただきたいのです」

サザエ「え?」

山中父「一生懸命練習している姿を見ていたら応援してやりたくなりまして」

 

いつもの夕食風景

波平「やっぱり親だなぁ」

カツオ「僕、あのおじさんが空き地の近くで立ってるのを見たよ」

波平「娘さんには内緒でサザエに頼みに来たんだろうな」

ワカメ「なんで内緒で来るの?」

波平「それが親心というものだよ」

ワカメ「フーン…」

サザエ「サイクリングの日までわたしがみっちり教えるわ」

カツオ「鬼教官だもんね」

サザエ「わたしほど優しい先生はいないわよ」

タラオ「ママは優しいです」

カツオ「これが親子ってもんだよ」

一同、笑い

 

夜中、近所で火事が起こる。駆け出すサザエ。裸足ではないけれど。

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山中「どの辺りです!?」

サザエ「四丁目のあたりですわ!」

山中「わたしもひとっ走り」 

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 運んでる時に気づいてくれ…

 

サザエによる特訓後

山中父「おかげさまで安心して送り出してやれます」安心するサザエ。

山中「いってきます」

サザエ「わたしもサイクリングに行きたくなっちゃったわ」

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 道中、お婆さんに話しかけられる。

「今日はみなさんどこへ?」

「“バイコロジー”ですの」※排気ガスを出さない自転車を使うことによって、公害を防ごうとする取り組みのこと

おばあさん「…?」

おばあさん、帰宅後

「ばあさんやっとったじゃないか」

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 ハッとするおばあさん

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 「冗談じゃありませんよ、日本語で言ってくださいよ日本語で!」

~おわり~

感想:おばあさんオチ。うーん…個人的には、こういうオチ専用キャラを出して欲しくないんですよね…ただ、おばあさんにはかなり同意できます。本当、日本語で言ってくださいよ日本語で!無意味なカタカナを増やすな!! 内容に関してですが、夕食のシーンが相変わらず良かったですね。夕食のシーンはなんか、反省会っぽい雰囲気があっていいですよね。話の軸を太くしてくれてる感じがします。今回は大人になってみなければ分からない といったような内容の反省会でしたが、ワカメの腑に落ちない感じが良かったです。ワカメにも我が子にこれを言う日が来るんでしょうね…

 

三話目 イクラの栓ぬき

波野家にて

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ノリスケ「ふぅ、ビールビール。お、イクラが開けてくれるのか」

しかし、うまく栓抜きを使って開けることができないイクラ。ノリスケが一緒に開けようと提案するも、一人で開けると言って聞かないイクラ。

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ノリスケ「イクラ、そっちのビールは壊れてるみたいだからこっちを開けてみたらどうだい?」ノリスケ…お父さんだ……

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栓抜きがかすっただけで抜ける栓。

ノリスケ「良かったなーイクラ」

イクラ「ハーイ」

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良すぎかよ…

 

翌日、タイコが磯野家を尋ねる

ノリスケに同情するサザエに

「でも助かるんですよ、イクラのおかげで飲みすぎないですから」

と、話していると、タラオがイクラと共にジュースを要求しにやって来る。

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自前の栓抜きを持ってきていたイクラが栓抜きに再挑戦。タラオが代わると言っても一人でやり遂げようとする初志貫徹の漢、イクラ。そこへ三河屋が訪ねてくる。

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「ジュースが壊れている」というクレームをつけるイクラ。「三河屋さんが壊れてないジュースと取り替えてくれるそうよ」と、機転を利かせるサザエ。

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「新しいジュース、バイクに積んであるわよね?悪いけどこれと取り替えてきて」と、栓抜きをジュースと共に渡すサザエ。状況を察知し、快諾する三河屋。

タラオ「ジュースのどこが壊れてるですか?」

サザエ「今三河屋さんが調べてくれるわよ」三河屋が一度栓を抜いて再び瓶の口にかぶせたジュースを持って来る。イクラ、再挑戦。

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成功。 得意気に栓抜きを指でくるくると回すイクラ。

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タラオとイクラは外へ遊びに行く。

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勝手に伊佐坂の家へ上がり込み、栓抜きに挑戦するも連敗続きでご機嫌ななめのイクラ。

タラオ「瓶が全部壊れてるです。壊れてなければ開けられますよ」

 

家へ戻り、栓抜きに挑戦するタラオ。

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が、ダメ…その瓶も壊れてないからね…

タラオ「イクラちゃんは開けられたです」そこでカツオ登場。コツを教えると名乗りを上げると、ノリスケ、三河屋から脈々と受け継がれてきた「ジュース壊し」をするべく、瓶を台所へ持っていくカツオ。工作完了。

カツオ「まずは、栓をカンカンと叩いてごらん?それから開けてみて」

半信半疑で試すタラオ。

「開いたですー!」カツオ…お兄ちゃんだ…

 

その日の晩

マスオ「待ってました、冷たいビール!」

タラオ「僕が開けるですー!」波平にビールの栓が開けられるのかと聞かれ、コツがあると豪語するタラオ。

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まずい…

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やはりダメ… サザエに呼び出され、タラちゃんに本当のことを打ち明けるカツオ。カツオは悪くないぞ!悪いのは、壊れてないビール瓶だ!

 

一方、波野家では

いつものように、栓抜きに挑戦するがどうにも開けられないイクラに対し、やはりいつものように、タイコに別のビールを持ってきてもらうよう仕向けるノリスケ。が、タイコが持ってこようとしてくれない。耳打ちで「もうひとつの栓抜きがみつからない」という事情をタイコから聞くノリスケ。

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佐々木小次郎もしっぽを巻いて逃げざるを得ない鉄壁の布陣…

タイコ「あなた、イクラは勘づいたみたいよ」平謝りのノリスケ。

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めでたしめでたし。

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オチはタラオの奇行

タラオ「(水が)出るかもしれないです」

~おわり~

感想:ノリスケのお父さんっぷり、カツオの義理のお兄ちゃんっぷりが見られる非常に良い回でした。が、オチが全く理解できなかった。これは、「まあサザエさんにはオチは有って無いようなもんだよね」という片付け方をしていいんだろうか…僕が読み取れてないんですかね…?理解する余地があるのでしたら是非ご一報ください。読解力不足を噛み締めたうえで、今後へのバネにしていきたい所存です。

 

葉山 (@dekai_towel) | Twitter